「こどもホスピス」を愛知県内に設立するため、NPO団体が大村秀章知事に要望書を手渡しました。

 8日午後、愛知県内にこどもホスピスを設立するため活動するNPOの代表らが県庁を訪れ、大村知事に設立に向けた支援を求める要望書を提出しました。

 こどもホスピスは、小児がんなどの命に関わる病気や、障害がある子供や家族に楽しい時間を過ごしもらうための場所で、大阪市や横浜市にはあります。

 要望書では、施設の設立のための県有地の貸与や、NPO運営費の一部補助などの活動支援策を検討することを求めています。

 要望書を出したNPO法人・愛知こどもホスピスプジェクトの畑中めぐみ代表は、「子どもたちが成長するための経験ができる場がこどもホスピス。そういう場が愛知にもできるようにご尽力いだたきたい」と話していました。

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