トイレは“決まった時間のみ”等…不適切な保育が数十件確認された認定こども園 市と県が合同で立入検査
三重県桑名市の認定こども園で不適切な保育が確認された問題で、桑名市と県が9日、合同で立ち入り検査に入りました。
桑名市の私立「長寿認定こども園」では、午前10時前に市と県の職員合わせて10人が立ち入り検査に入り、園の運営体制などについて聞き取りを行いました。
桑名市によりますと、こども園ではこれまで、決まった時間しかトイレに行かせないといった虐待の疑いがある不適切保育が数十件確認されていて、市は5月、第三者でつくる調査委員会を設置し問題の解明を進めてきました。
立ち入り検査では、園の職員らに不適切保育への認識があったのかなどを詳しく確認するということです。