30年以上続くかき氷の名店…岐阜市『茶屋赤鰐』120万杯以上削って来た氷のおいしさの秘密は“扱い方”
夏は大行列になる岐阜市の『茶屋赤鰐』は、30年以上続くかき氷の名店です。年中かき氷が楽しめます。
長年かき氷に携わってきた、おいしいかき氷の普及に努めるオーナーの店です。
おいしさの秘密は氷の扱い方にあります。細かくふんわりさせるため、硬すぎず溶けすぎずの温度で管理された氷を使い、削りながら丸みを帯びた形に盛ります。
手の感覚でふんわりと成型し、蜜打ちとよばれるシロップをかける作業を行います。
器に高く盛られた氷はふわふわできめ細やか。口どけの良い氷とシロップは、まるで氷そのものに味が付いているかのような一体感です。
シロップはその時期に旬な素材をそのままや煮詰めたりしています。例えば桃が旬な時期では、注文が入ってから皮むきを始め、その場でシロップにして提供しています。
イチゴ、メロン、イチジク、モモ、栗と、季節ごとに旬な材料を使うため、時期でメニューは変わります。
これまで削ってきた氷は120万杯以上。今も店で氷を削るのはオーナーだけです。
ここでしか味わえないかき氷ですが、岐阜市での営業は2023年11月までで、2024年1月に各務原市に移転予定です。
<かき氷メニュー※時期により変動>
【ミルク】(750円)
【ミルクココア】(800円)
【生レモンミルク】(850円)
【抹茶ミルク】(900円)
【ほうじ茶ミルク】(900円)
【ピスタチオミルクミックスベリー】(950円)
【果物ミルク】(1200円)など
<甘味メニュー>
【あんみつ(黒みつ・白みつ)】(650円)
【クリームあんみつ(抹茶・バニラ)】(800円)
【白玉あずきアイスクリーム(抹茶・バニラ)】(550円)など
※2023年5月16日時点の情報です。