廃線になったレールを疾走…自然豊かな渓谷で楽しむレールマウンテンバイク『ガッタンゴー』岐阜・飛騨市
岐阜県飛騨市の旧神岡鉄道で、廃線になった線路の上を自転車で走るアクティビティー「レールマウンテンバイク ガッタンゴー」が人気で、SNSでも話題になっています。
山と川が美しい、飛騨市神岡町。
かつて鉱山の町として栄えたこの地では、旧・神岡鉄道が人や貨物の輸送に使われていました。
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鉄道は2006年に役目を終えましたが、残った駅舎や線路は、自転車で自然を巡る「レールマウンテンバイク ガッタンゴー」に活用され、今、SNSでも話題になっています。
旧漆山駅で安全ベルトとヘルメットを装着して、自転車に乗りました。
コースは2つあり、体験した渓谷コースは、旧漆山駅と二ツ屋トンネルの間の往復6.6キロで、所用時間はおよそ45分です。
走っていると、レールの継ぎ目の所で「ガッタン」という音が鳴ります。この「ガッタンゴットン」が「ガッタンゴー」の名前の由来です。
道中では、何度か橋を渡ります。
緑豊かな山々や煌めく水面、大きく荒々しい岩を眺めたり、体に当たる風を感じたりと、大自然を満喫できます。
自転車は電動アシスト付きで、運転はラクラク。
タイヤはレール上のフレームに固定されているので、景色をじっくり眺めながらサイクリングを楽しめます。
コースの途中にはトンネルもあります。
トンネルの中は、真っ暗で一味違う雰囲気。ひんやりしていて、水滴が落ちてくることもありました。
トンネルを抜けた先の鉄橋は、レールの下に金網が敷かれ、真下に川が見えます。
自然もスリルも堪能し、20分ほどで折り返し地点に到着しました。
「レールマウンテンバイク ガッタンゴー」は、自然と振動を感じながら走る、気分爽快なアクティビティーです。
2023年5月1日放送