東海地方は3日、厳しい暑さになり、三重県では2023年初めての「熱中症警戒アラート」が発表されています。

 午前11時半、名古屋市中区栄で気温計で計ってみると35度。日差しが非常に強く、肌を刺すような暑さで、日陰に移動しても非常に蒸し暑く、逃げ場がない暑さでした。

 東海3県は前日に続いて厳しい暑さとなり、名古屋の最高気温は34.2度。岐阜県では郡上市八幡で35.4度、揖斐川町で35度と、猛暑日となりました。

 三重県では、気温や湿度から導く「暑さ指数」が基準を超えたため、東海3県で今年初めてとなる「熱中症警戒アラート」が出されました。

男性:
「湿度が高いと思うので、注意しなくちゃいけないと思いますね。マスクは暑いですけど、ちょっとまだ完全に外すのは…という感じですけど」

女性:
「ジメジメしていますね。(対策は)水を持ち歩いたりとか。暑いし死にそうです」

 梅雨の合間突然やってきた厳しい暑さに、名古屋の街では、日傘や小型扇風機などを手に暑さ対策をする人が目立ちました。

 大人も子供もしっかりと水分をとることが大切です。

 この時期、注意が必要なのは熱中症だけではありません。東海3県の保健所は3日、今年初となる「食中毒警報」を発令しました。

 4日も各地で30度を上回る暑さとなる見込みで、じめじめとした過ごしづらい時期が続きます。

【動画で見る】名古屋の最高気温34.2度…東海3県は厳しい暑さに 岐阜・郡上市等で『猛暑日』三重では“熱中症警戒アラート”