「FIFAワールドカップ」カタール大会でゴールを決めた浅野拓磨選手が故郷の三重県に凱旋し、3日、自らオーナーを務めるパンのお店でファンと交流しました。

 三重県四日市市にある高級食パン専門店「朝のらしさ」。

 パンが大好きだったという浅野選手本人がオーナーを務めるこの店には3日、朝から日本代表のユニフォームやタオルを持ったファンで行列ができていました。お店の中で待っていたのは浅野選手本人です。

【動画で見る】著書と食パンの購入者とふれあう…サッカーW杯で大活躍の浅野拓磨選手 オーナー務めるパン店でファンと交流

 ワールドカップの舞台裏を書き綴った浅野選手の著書の発売を記念して、本と食パンを購入した客約50人とふれあうイベントが行われました。

 浅野選手はサインや記念撮影にも応じ、子供と一緒に「ジャガーポーズ」も…。

浅野選手:
「普段からサッカー選手・浅野拓磨と『朝のらしさ』を応援してくださっている方に、少しでもふれあえる機会を作りたいなと思っていましたし、日頃の応援への感謝をみんなとふれあって返せたらなという気持ちもあって、三重に帰ってきてこういうイベントをやれる時はやろうかなと思っています」

 間近で見る世界的なストライカーに、お客さんの声は…。

親子で来た客:
「大興奮でした。(朝のらしさは)初めてです。(サインは)玄関に飾ります、家宝です」

親子5人で来た客:
「浅野選手に憧れてサッカーを始めまして、3人とも。オーラが全然違いますね、体もすごい大きしいですし」

小学3年生の男の子:
「かっこよかった。(サインボールは)家に飾る」

 浅野選手の著書には、次への夢が書かれています。

浅野選手:
「W杯で一つ夢を叶えられたと同時に今までで一番悔しい経験をしましたし、悔しい気持ちを得れば得るほど僕は次の夢に向かってのエネルギーに変わるので、まずは次のW杯にまた出れるように、ここから全力で100%で頑張っていきたいなと思います」

 浅野選手の直筆サインが入った著書は、8日と9日にも「朝のらしさ」で販売されます。