厳しい暑さが全国的に続いています。子供を熱中症から守るためにできる対策や注意点を医師に聞きました。

 やまかわこどもクリニックの山川聡院長によりますと、1つは「太い血管を冷やす」ことです。保冷材などを使わなくても、濡れたタオルでもOKです。首や脇の下や太腿の付け根も効果があるということです。

 2つめは、湿度が高いと子供は汗をかきにくいため、寝る時もエアコンと扇風機で空気の流れを作り、効率よく冷やすと良いということです。

 また、照り返しへの注意も必要です。背が低い幼少期の子供は照り返しの影響を強く受けます。仮に大人の顔の高さで32度の時、子供の顔の高さでは35℃程度の感覚ともいわれていて、注意が必要です。

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