広島の原爆投下から8月6日で78年。愛知県北名古屋市の寺でも、平和を祈り鐘が鳴らされました。

 北名古屋市の高田寺では毎年、広島に原爆が投下された時刻の午前8時15分に合わせて平和の鐘を鳴らし、犠牲者を悼みます。

 6日は北名古屋市長や地元のボーイスカウトに所属する子どもなど50人ほどが集まり、鐘を鳴らした後1分間の黙とうを捧げました。

男子中学生:
「戦争で亡くなった人たちにはそれぞれ人生があったと思うので、それが壊されたのがかわいそうだなと思う。原爆をなくさないといけない」

 鐘の音とともに深い祈りに包まれ、集まった人は平和への誓いを新たにしました。