将棋の藤井聡太七冠が、6月に史上最年少で獲得したタイトル「名人」の就位式が開かれました。

 藤井七冠は2023年6月、渡辺明九段(39)との名人戦を制し、史上最年少の20歳10カ月でタイトルを獲得しました。

 7日、就位式が東京都で開かれ、日本将棋連盟の羽生善治会長から推戴状を受け取りました。

藤井七冠:
「『名人』という言葉には子供の頃から憧れの気持ちがあり、就位には大変な感慨があります」

日本将棋連盟 羽生善治会長:
「記録を伸ばすことより、自分自身の棋力を伸ばすことに重きを置いているのではないか」

 藤井七冠は、現在進行中の王位戦で防衛に成功したうえで、8月31日から始まる王座戦でタイトルを奪取すると、前人未到の「八冠」達成となります。

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