
JR東海の丹羽俊介社長は25日の会見で、台風7号の影響で大幅にダイヤが乱れた東海道新幹線について、運行管理と情報発信に課題があったとの認識を示しました。
JR東海の丹羽俊介社長:
「多くのお客さまにご不便、ご迷惑をおかけいたしました。(8月16日から17日にかけ)新大阪駅に大幅に遅れて到着した大量の列車の運行管理、そしてお客さまへの情報発信といった点につきまして課題があった」
丹羽社長は、大雨による運転見合わせなどで、8月16日から17日かけて、新大阪駅とその周辺に列車が集中し、その解消に時間がかかったことが混乱につながったと説明し、今後、改善策を検討していくとしました。
一方、斉藤鉄夫国土交通大臣が25日の閣議後の会見で今回の問題に言及しました。8月18日にJR東海に対し、当時の対応を検証するよう指示していたことを明らかにしています。
【動画で見る】台風7号でダイヤ大幅に乱れる…東海道新幹線で「運行管理と情報発信に課題あった」JR東海の丹羽社長が説明