敬老の日にあわせ、高齢者を対象にした交通安全教室が、名古屋市天白区の運転免許試験場で18日に開かれました。

 車の助手席や後部座席に乗りこむ高齢者たち。センサーが障害物を認識しブレーキをかける「サポートカー」の乗車体験です。

 駐車する際の状況を再現し、高齢者の事故で多いブレーキとアクセルの踏み間違いを防ぐ機能も体験しました。

参加者(82):
「『え!』っていう感じ、ビックリだ。(万が一のことを考えると)そら怖いな。それでこういうのに乗ってみたい。(事故を)やってからではあかんもんで」

参加者(71):
「もうちょっと運転したいなと思うから、お金がかかるけれども安全を買った方がいいかなと思います」

 愛知県内では8月末までに、高齢者が関わる交通死亡事故が51件発生し、59人が死亡しています。

愛知県警天白署の交通課長:
「自分自身が今、どれくらいの身体能力・運転技能なのかを正しく理解してもらって、運転に不安な方を対象にサポカー限定免許という制度もありますので、ぜひ利用していただければと思います」

【動画で見る】敬老の日にあわせ…愛知県警が高齢ドライバー対象の交通安全教室 “踏み間違い”防ぐサポカーの乗車体験も