2021年に保護され回復…三重県紀宝町のウミガメ公園でアオウミガメを放流 観光客等が手を振り見送る
三重県紀宝町の道の駅で、保護されたウミガメが放流されました。
紀宝町のウミガメ公園では、アカウミガメやアオウミガメなどの飼育のほか、これまでに50匹以上を保護して放流する活動も行っています。
24日に放流されたのは、甲羅の長さが約52センチ、体重15キロ、推定年齢5歳から10歳のアオウミガメで、2021年に御浜町沖で大敷網にかかり保護されていました。
当初は元気がありませんでしたが、時間とともに回復したことから放流されることになりました。
公園前の七里御浜海岸に飼育員らの手で運ばれたウミガメは、波打ち際まで約20mの砂浜をゆっくりと歩き、波にもまれると元気に海に帰っていきました。
放流会には観光客などおよそ50人が参加し、海岸で手を振ってウミガメを見送っていました。
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