11月の平日を休みにする愛知の「県民の日学校ホリデー」。河村市長の反対で、名古屋市は急きょ参加を取りやめていましたが、坪田知広教育長は25日の市議会の委員会で、11月24日を県民の日学校ホリデーとして小中学校を休みとする方針を示しました。

 愛知県が導入を呼びかけた県民の日学校ホリデーをめぐって、当初名古屋市は「制度に参加し11月24日を休みにする」との方針でしたが、河村市長の反対で参加取りやめを決定し、休みを維持したうえで別の名目の休校日とする方向でした。

 しかし、一部の市議が「市長が政治権力を使い教育へ介入した」などと批判したことから、市教委は再び方針を変えました。

河村名古屋市長:
「信じられん事態で、本当の異常事態ですね。県の言われたことに、唯々諾々と従っていくことを選択されたのは非常に残念ですけど。県の政治介入を認めたわけでしょ、これは」

 市教委は、2024年度以降については白紙としています。

【動画で見る】参加表明→取り止め→結局参加…愛知県「県民の日学校ホリデー」名古屋市が“11/24を休みに”で参加へ