捨てられていた子猫と、その子を保護した飼い主の2年の物語が、X(旧Twitter)で話題となっています。

「しがみつかれた日から今日で2年」というコメントと共に投稿された1枚の写真。夕暮れが気になるのでしょうか…。窓から外を眺めるのは猫の「つむぎ」ちゃんです。

 飼い主と出会ったのは2年前。夕焼けを撮影しようと漁港へ行くと、遠くからこちらを見る子猫がいました。

【動画で見る】鳴きながら足にしがみつく…捨てられていた子猫を保護して2年 つむぎちゃんと出会って飼い主に起きた心の変化

 だんだんと近づいてきて、鳴きながら足にしがみついてきました。飼い主もびっくりで、とりあえず手に持っていたカメラで写真を撮影したといいます。

 近所の人に聞くと、猫は「少し離れた神社に捨てられていて、漁港まで来た」ということで、保護することにしました。

 はじめは振り絞るような、かすれた声をあげていたつむぎちゃんも、次第に元気になりました。

 半年が過ぎ…。

 1年が過ぎ…。

 2023年7月、出会って2年を迎えました。初めて出会った、あの夕焼けのシーンを思い出しているのかもしれません。

 当時、飼い主は「何をやっても上手くいかない日々が続いていた」ということですが、つむぎちゃんを保護すると決めて世話をしたことで「自分も役に立てることがあるんだ」と前向きになれたといいます。

 大好物のエサを待つつむぎちゃん。

 1日1つあげないと拗ねてしまう、かわいいところがあります。

 つむぎちゃんは今、3匹の猫と共に暮らしていて、幸せな毎日を送っているということです。

※画像は「肩幅」さんのSNSより

2023年8月11日放送