愛知県の大村知事は10月3日、国が行う「浮体式洋上風力発電」の実証実験4候補地の1つに、田原市・豊橋市沖が選ばれたと発表しました。

 現在、国内に2基のみの浮体式洋上風力発電について、国は2030年度までに新たに2カ所で実証実験をする計画で、田原市・豊橋市沖は年間を通して風が吹き、電力需要地にも近いことから、県が候補地として応募していました。

 愛知県はCO2排出量が全国2位で、再生可能エネルギーの普及が課題となっていて、大村知事は「産業を守っていく意味でも、洋上の風力発電に何としてもトライしたい」としています。

 最終決定は2024年の春です。

【動画で見る】CO2排出量2位の愛知…「浮体式洋上風力発電」国の実証実験候補地の1つに田原市・豊橋市沖 24年春決定