元フジテレビアナウンサーの笠井信輔さんが10月5日、がんの闘病体験を名古屋で語りました。

 笠井さんは、中日新聞で連載したエッセーをまとめた書籍の出版記念の講演会に、妻でフリーアナウンサーの茅原ますみさんと登壇しました。

 2019年にステージ4と診断された「悪性リンパ腫」の抗がん剤治療など苦しい闘病の日々を紹介した上で、人との縁を積み上げプラス思考で生きることの大切さを訴えました。

笠井さん:
「(毎年100万人ががんになるが)60万人の人が帰ってくるという現実の中で、足し算の思考でいった方がいいという思いを込めて、連載を続けてきました」

 茅原さんは、支える家族の言葉が「闘病の励みになる」と、信じることが必要と呼びかけました。

【動画で見る】苦しいがんの闘病体験語る…元フジテレビ・笠井信輔さんの講演会 プラス思考で生きることの大切さ訴える