三重県の伊勢神宮では、子供たちも参加して秋の実りに感謝する奉納行列がありました。

 行事は毎年10月17日の神嘗祭を前に行われたもので、明治時代までは少女が神様にお仕えしていたことにちなんでいます。

 8日は、「袿」と呼ばれる装束を着た小学生と地元の農業や漁業の関係者など約50人がおかげ横丁を出発しました。

 一行は宇治橋を渡って内宮の神楽殿まで約800mを進み、米や麦などの五穀や伊勢エビなど地元の特産品を奉納し、神様に感謝を捧げました。