「もう藤井“くん”とは言えない…」藤井八冠誕生に地元・瀬戸市沸く スーパーの記念セールに行列
史上初の八大タイトル制覇の偉業達成から一夜明けた12日、藤井聡太八冠の出身地・愛知県瀬戸市はお祝いムードに包まれています。
11日の王位戦五番勝負の第4局で、藤井聡太八冠は永瀬拓也王座との攻防を制して王座を奪取し、将棋の八大タイトル独占を果たしました。
出身地・瀬戸市の観光施設「瀬戸蔵」では、藤井八冠がこれまでに制した8つのタイトル全てが書かれた垂れ幕が吊り下げられると、駆けつけた市民らから拍手が上がり、写真に収めていました。
瀬戸市内のスーパー「新鮮市場いせや」では、藤井八冠の快挙を祝い12日限定のセールが行われるため、朝早くから行列が出来ていました。
男性:
「朝3時ぐらいから(並んでいる)。何カ月分の人たちが、いま一堂に会している」
女性:
「本当に藤井君…藤井さんおめでとうございます!もう藤井“君”とは言えないです」
セールでは、通常100g1800円の飛騨牛が「八冠」にあわせ“8割”引きの360円に、1パック261円の卵が“8円”で販売されています。
新鮮市場いせやの福丸明男社長:
「ここまで並んでいただくことはなかなかないもので。藤井八冠のおかげですね、本当におめでとう、ありがとうです」
名鉄の尾張瀬戸駅前の飲食店などが入るビル「パルティせと」では、パックに「祝八冠」と書かれた紅白餅が400個限定で無料配布されるなど、前人未到の偉業達成にお祝いムードとなっています。