鍵を開ける動作覚えて“自ら解錠”…愛知でもかつて起きた『チンパンジー脱走』1匹が小学生にケガ負わせる
大阪市天王寺区の天王寺動物園で17日、チンパンジーが脱走し、一時騒然としました。「チンパンジーの逃走」による騒動は34年前、愛知県でも起きていました。
1989年10月、愛知県犬山市の「京都大学霊長類研究所」からチンパンジー3匹が脱走し、うち1匹が小学生にけがを負わせ、山の中へ。捜索の結果、翌日になって、近くの寺にいるところを捕獲されました。
その後の実験で、逃げ出したうちの1匹、メスのアイがカギを開ける動作を覚え、自分で開けたとみられることが原因だとわかりました。
今回、大阪で起きたチンパンジーの脱走について詳しい経緯はわかっていませんが、改装のため、仮のチンパンジー舎に移していたところ、逃走したとみられているということです。
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