
トラブルに巻き込まれた外国人などが警察官と意思疎通をするための「コミュニケーション支援ボード」が、大手保険会社から愛知県警に贈られました。
20日、大手保険会社から愛知県警に寄贈されたコミュニケーション支援ボードには、「道に迷った」などのイラストとともに、中国語やポルトガル語など6つの言語で警察に相談したい内容が書かれています。
指でイラストを指し示すことで、日本語が理解できなくても意思疎通を図ることができ、愛知県内に暮らすベトナム人の割合が高くなっていることから、今回は新たにベトナム語が追加されました。
送られたボードは約6000枚で、愛知県内の全ての警察署や交番に置かれるほか、パトロールなどに出る警察官全員に配られるということです。
愛知県警の鈴木彰地域部長は「事件・事故だけでなく、落とし物や体調不良などいろいろな場面で使えるので、活用していきたい」と話していました。
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