今年最後の公式戦で勝利…藤井八冠が将棋日本シリーズ連覇 1年を振り返り「思った以上に良い結果が出せた」
将棋の藤井聡太八冠は19日、2023年最後の公式戦「将棋日本シリーズJTプロ公式戦」で優勝し、歴史的な1年を振り返りました。
「将棋日本シリーズJTプロ公式戦」の決勝は19日、東京都江東区の「東京ビックサイト」で行われ、連覇を狙う藤井聡太八冠と初優勝を狙う糸谷哲郎八段が、7000人近くの観客を前に対戦しました。
糸谷八段の粘りで難しい中盤戦が長く続きましたが、最後は藤井八冠が的確に寄せ149手で勝利し、大会連覇を果たしました。
藤井八冠の2023年の公式戦は、NHK杯などの未放送のテレビ棋戦を除くとJTプロ公式戦が最後で、八冠達成となった歴史的な1年を振り返りました。
藤井八冠:
「自分の思っていた以上に、良い結果が出せた1年だったかなと思っています。1年という単位でどういう結果を残したいとか、そういった風に考えているわけではありません。結果を振り返ってというよりは、対局に没頭しているときが一番充実感はあるのかなと思っています」
2024年に向けた抱負も語りました。
藤井八冠:
「今年のタイトル戦は苦しいシリーズも少なからずあったので、防衛戦も同様に大変な戦いになるのかなと思っていますし、それに向けて少しでも力をつけていけたらと思っています」
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