現在大阪と横浜のみ…病気や障害ある子供と家族が過ごす『こどもホスピス』設立に向けNPOが名古屋市に要望
病気や障害のある子供と家族が過ごせる「こどもホスピス」を設立するため、NPO団体が29日、名古屋市に支援を求める要望書を提出しました。
29日午後、こどもホスピス設立のため活動するNPOの代表らが名古屋市役所を訪れ、杉野みどり副市長に要望書を提出しました。
こどもホスピスは、命に関わる病気や障害を持つ子供とその家族に楽しい時間を過ごしてもらうための場所で、現在全国で大阪と横浜の2か所しかありません。
要望書では、市が所有する土地の貸与や、NPO運営費の一部補助などの活動支援策を検討するよう求めています。
市は2024年度からの障害者基本計画にこどもホスピス設立への支援策の検討を明記することを明かし、杉野副市長は「要望のほとんどを着実に実施できると思う」と話しました。
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