血液検査で他地域と異なる結果…水源地で発がん性指摘『PFAS』検出の地域住民 PFASの一種の濃度が3倍高く
岐阜県各務原市の三井水源地で、発がん性が指摘される有機フッ素化合物=「PFAS(ピーファス)」が検出された問題。
10月に周辺住人らおよそ130人に行われた血液検査で、PFASの一種「PFOS(ピーフォス)」の血中濃度が平均26ナノグラムと、市内の他の水源地周辺に住む人より3倍ほど高い結果が出たことがわかりました。
調査を行った団体は「長期にわたる水道水の高濃度汚染の深刻さが明らか」とし、自衛隊岐阜基地の泡消火剤による地下水汚染などが疑われると指摘。
検査結果を受け、岐阜市の一部の病院では1月からPFASに関する相談外来を設ける予定です。
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