名古屋市千種区の東山動植物園で生まれ、人気を集めていたツシマヤマネコ「したる」が、東京の動物園に引っ越しすることになりました。

 したるは2023年4月に東山動植物園で生まれたメスのツシマヤマネコで、その愛くるしい姿が人気を集めていました。

 ツシマヤマネコは長崎県対馬市のみに生息し、100匹弱しかいないと推定されている絶滅危惧種で、したるは将来の繁殖に備えるため、12月21日に東京の「井の頭自然文化園」に移されることが決まったということです。

 引っ越しに合わせて、11月から期間限定で再開されていた一般公開は12月17日で終了します。

 東山動植物園からは他にもメスの「結(ゆい)」が京都市の動物園に移され、かわりに新たに2匹のツシマヤマネコがやってくるということです。

【動画がで見る】4月生まれのメス…東山動植物園のツシマヤマネコ「したる」が東京へ 井の頭自然文化園で将来の繁殖に備える