愛知県警は、職務質問の検挙率が高いなど優秀な地域の警察官を「ACE」と認定する新たな制度を始めました。

 愛知県警が始めた地域警察ACE制度は、事件発生時の現場保存能力が高い交番の警察官や、職務質問での検挙率が高いパトカーの警察官を、それぞれACE(エース)として認定する制度です。

 パトカーACEには巡査部長以下で、それぞれの警察署に所属する検挙率が高い上位10%の警察官81人が認定されました。

 交番ACEには、警察署ごとに推薦された警部補と巡査部長あわせて80人が選ばれ、12月7日、代表者にえんじ色の腕章が手渡されました。

 年度ごとの実績に応じて優秀な警察官を認定するということで、鈴木彰地域部長は「エースの誇りを持って職務執行能力の向上の一翼を担い、先頭に立って活躍してもらいたい」と話しています。

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