メジャーリーグの大谷翔平選手が、ロサンゼルス・ドジャースに移籍することが決まりました。大谷選手のグッズを扱う名古屋の店には11日、大勢の人がグッズを求めて来店しました。エンゼルスの「赤」かドジャースの「青」か、どちらのグッズを買うのでしょうか。

 ドジャースは過去11年で10回の地区優勝を誇る強豪で、これまでにも多くの日本人選手が在籍しています。大谷選手は10人目です。ドジャースの公式HPには早速、ユニフォーム姿の大谷選手の画像がアップされ、歓迎ムードとなっています。

 名古屋駅の地下街、「エスカ地下街」に期間限定で開設されている大谷選手のグッズを販売する「SELECTION」では、早速ドジャースのグッズを準備。

SELECTIONの担当者:
「昨日、移籍(が決まった)ということがあったので、急いで新宿の本店の方から持って来ました。こちらドジャースのキャップで、通常のオーセンティックモデルですので、大谷選手や他の選手たちが着用するタイプになっています。移籍が決まった瞬間に、昨日の段階から出させていただいた」

 移籍が決まり、東京や大阪からグッズをかき集めましたが、手に入ったのはキャップとニット帽のみ。すると、発注していたTシャツなどのドジャースグッズがギリギリで到着し、開店に備えました。

 開店5分前、店の前には多くの人が列を作っていました。

60代女性:
「ドジャースはまだ背番号も決まってないから。私の中ではまだ大谷君はエンゼルスです」

30代男性:
「活躍してかっこいいなと思っていたのはエンゼルスだったので、やっぱりそれが欲しいなと思って」

 ドジャースへの移籍が決まり、もう作られなくなるエンゼルスのグッズを求めていました。

 開店後、やはり飛ぶように売れていたのは赤のエンゼルスのグッズでしたが、ドジャースのグッズを買う人もいました。

60代男性:
「(ドジャースのキャップを)買います。せっかくだから、記念にね」

30代男性:
「せっかく移籍されたので(エンゼルスのキャップとドジャースのニット帽を)記念に買いました。子供も好きで、プレゼントに買おうかなと」

 名古屋のファンも、世界の二刀流の活躍に期待を寄せていますが、大谷選手は今週中にも記者会見するとみられています。

【動画で見る】エンゼルスの赤かドジャースの青か…大谷翔平選手の争奪戦決着でグッズ売り場は“2色展開”に 開店前から行列