岐阜県高山市国府町にある温泉施設では、冬至の22日、湯船にゆずを浮かべる、「ゆず湯」のサービスが始まりました。豊橋市の動物園では、カピバラも湯に浸かって寒さをしのいでいます。

 温泉施設「しぶきの湯」では、日ごろの疲れを癒してもらおうと20kgのゆずが湯船に入れられていて、利用者が香りを楽しみながら気持ちよさそうにお湯に浸かっていました。

 冬至におなじみのゆず湯ですが、楽しんでいるのは人間だけではありません。

 愛知県豊橋市の「のんほいパーク」では、4頭の雌のカピバラが寒さをしのぐためお湯に浸かっています。中には、顔まで浸かるカピバラもいました。

 南米の水辺の暖かい地域に生息しているカピバラは寒さが苦手なため、この時期になると、プールの水を40度程のお湯にしていて、冬至の22日はゆずも一緒に入れられました。

 ゆず湯を楽しむカピバラの可愛らしい姿に、見ている人間も癒されていました。

 カピバラのお風呂は、暖かくなり始める24年3月頃まで続けられます。

【動画で見る】人だけでなくカピバラも…22日は『冬至』温泉施設で“ゆず湯”のサービス のんほいパークではお湯のプールに