能登半島地震の被災地で懸念…災害関連死防ぐ『TKB』とは 先進国イタリアでは48時間以内の設置が法律に
石川県では、能登半島地震で8人の「災害関連死」が確認されています。災害関連死を防ぐのには、3つの要素「TKB」が重要視されています。
Tはトイレ=清潔なトイレ、Kはキッチン=温かい食事、Bがベッドです。
被災地ではトイレは水不足で使えないのが現状で、衛生面も心配です。
Kの温かい食事は、栄養面と精神面でも落ちつくことができます。
冷たい床に寝ると体も冷えるため、Bのベッドも重要です。
避難所・避難生活学会の水谷嘉浩さんによると、この「TKB」が最も進んでいる国がイタリアです。
トイレは洋式の水洗トイレ、テントに簡易ベッドもあるということです。キッチンカーによる食堂で、提供される食事も温かくきちんとされています。
また、この「TKB」の設置が発災から48時間以内にと法律で定められているということです。
※画像は避難所・避難生活学会の水谷嘉浩常任理事提供
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