能登半島地震でも道路の寸断が大きな問題となっています。12日、南海トラフ地震に備える勉強会が開かれました。

 愛知県が毎年開いている道路の復旧についての勉強会には、県や市町村の職員や建設業者などおよそ250人が参加し、東日本大震災の際に対応にあたった宮城県の職員が講演しました。

宮城県土木部の佐藤宏課長:
「避難体制の確保と照明の明るさがないと、そこができないとなかなか24時間体制はできなかった」

 宮城県の佐藤宏課長は「東日本大震災以上の災害を、常に想定し備えてほしい」と訴え、参加者らは自治体や建設業者と自衛隊などが緊密に連携することが重要と確認していました。

【動画で見る】「東日本以上の災害 常に想定を」南海トラフ地震に備える勉強会 宮城県職員が愛知の自治体職員等を前に講演