愛知県瀬戸市出身、将棋の藤井聡太八冠が21日午後、王将戦第2局に勝利し、防衛にまた一歩近づきました。

 佐賀県上峰町で行われた王将戦七番勝負の第2局で、史上最多のタイトル戦20連覇がかかる藤井八冠は、菅井竜也八段の挑戦を受けました。

 2日目の21日、午前9時ごろに藤井八冠の51手目の封じ手が開かれ、対局が再開しました。中盤から一気に優勢に持ち込んだ藤井八冠に対して菅井八段も粘り強く応戦しますが、午後3時半前、113手で藤井八冠が勝利しました。

藤井八冠:
「こちらの玉が安定した形で戦いを起こすことができたので、そこからペースをつかめたかなと感じていました。しっかりと状態を整えて(第3局に)臨みたいと思います」

 先に4勝した方がタイトル獲得となる王将戦七番勝負で、藤井八冠は第1局から2連勝とし、王将戦3連覇にまた一歩近づきました。

 第3局は、1月27日と28日に島根県大田市で行われます。