大正から昭和にかけ活躍した日本を代表する陶芸家・河井寛次郎の足跡を紹介する展示会が、愛知県豊田市で開かれています。

 河井寛次郎は大正から昭和にかけて、手仕事による日用品の中に美を見出す「民芸運動」を提唱した陶芸家で、河井が手掛けた陶器や木彫など200点が豊田市民芸館に展示されています。

 初期の作品「三彩鳥天使水注」は、鳥の背中に乗る天使の姿が三色の釉薬で美しく彩られています。

 このほか、玉を包み込んだ両手を大胆に表現した木彫像や、河井がデザインした真鍮製のキセルなども展示されています。

 この催しは、3月10日までです。

【動画で見る】大正から昭和にかけ活躍…日本を代表する陶芸家・河井寛次郎の足跡を紹介する展示会 陶器や木彫等200点