名古屋のカラオケ店などで女性2人が相次いで殺害された事件で、名古屋地検は逮捕された男を29日付で4カ月間の鑑定留置としました。

 名古屋市の風俗店店員・曽我春暉容疑者(25)は2023年12月、自宅マンションの風呂場で交際相手の長野汐里さん(30)を浴槽に沈めて溺死させた後、名古屋駅近くのカラオケ店で別の女性(20)を包丁で刺し殺害したとして逮捕・送検されています。

 曽我容疑者は当初、2人の殺害への関与を認めていましたが、現在は黙秘しています。

 名古屋地検は、曽我容疑者の刑事責任が問えるかどうかを調べるため、29日から4か月の期間で鑑定留置にしたと発表しました。

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