三重県庁では、災害対応にあたる職員の臨時トイレので整備が進められています。

 公用車の駐車場を掘り下げ、天井に穴が開いた箱型のコンクリートをタンクとして設置し、その上にテントと洋式便器を置いて汲み取り式トイレにするということです。

 トイレは16台まで設置が可能で、タンクの容量は合わせて14トン、のべ1000人が10日間ほど使える想定です。

 能登半島地震では断水でトイレが流せず、水分補給を控えることで健康を害するリスクが指摘されていて、県は「トイレの整備は災害対応にあたる職員の体調維持の面でも欠かせない」としています。

【動画で見る】タンク容量は計14トン…災害対応にあたる職員の臨時トイレ 三重県庁で整備進む 公用車駐車場を掘り下げ設置