三重県は児童相談所の機能の強化や、災害時の避難所の環境整備の費用などを盛り込んだ2024年度の予算案を発表しました。

 三重県の新年度の予算案は一般会計の総額で約8051億円で、「こども・未来まもる予算」と銘打ち、子育て支援に106億円余りが計上されています。

 このうち13億円余りは、2023年に津市で虐待を受けた4歳の女の子が死亡する事件が発生したことを受けて、児童相談所の職員の増員などに充てられます。

 また、能登半島地震で避難所の環境整備の重要性が再認識されたとして、停電した際にも冷暖房が使える設備を指定避難所に設置する計画も盛り込まれました。

【動画で見る】児相の機能強化など…三重県が一般会計約8051億円の新年度予算案を発表 子育て支援に106億円余り