岐阜市の老人ホームで入居者や調理スタッフ、計28人が食中毒の症状を訴え、入居者の90代の女性が入院していることが分かりました。

 食中毒が発生したのは岐阜市の「ケアハウス やすらぎの里 川部苑」で、施設で出された給食を食べた60代〜90代の入居者と職員計28人が、2月12日から13日にかけて下痢や嘔吐などを訴えました。

 このうち90代の女性入居者1人が入院していますが、快方へ向かっているということです。

 給食はフライや煮物などが提供されていて、入居者と調理スタッフ計4人からノロウイルスが検出されました。

 岐阜市は、再発防止策が講じられるまでこの老人ホームの給食施設を営業禁止処分にするとともに、感染経路を調べています。

【動画で見る】調理スタッフ等から“ノロウイルス”…老人ホームで食中毒 28人が下痢や嘔吐など 90代入居者1人が入院