三重県志摩市では、医師らが参加し最大震度7の地震を想定した災害医療訓練が行われました。

 訓練には、志摩市の医師会や歯科医師会など8団体から約100人が参加し、この地域で最大震度7の地震が観測され、多くの負傷者が出たという想定で行われました。

 小学校の体育館に設置された仮設の診療所では、傷病者が運ばれてきた際に治療の優先度を決めるトリアージや、応急処置の流れなどを確認しました。

 参加した医師は「想像よりもはるかに情報が錯綜するし、とにかく落ち着いて情報を整理するのが一番」と話しました。