少年院送致が決定…自宅で母親を刺し殺害した非行内容で家裁送致の14歳女子中学生「矯正教育が必要かつ相当」
愛知県大治町で2023年9月、母親を殺害したとして家庭裁判所に送致されていた14歳の女子中学生について、名古屋家裁は少年院送致を決めました。
愛知県大治町に住む中学2年の女子生徒(14)は2023年9月、自宅のリビングで母親(当時40)の腹を包丁で刺して殺害した非行内容で家庭裁判所に送致されていました。
保護処分について、名古屋家裁は19日の少年審判で、検察官に送致する「逆送」で刑罰を科すよりも再教育が必要と判断し、少年院送致を決定しました。
名古屋家裁の田中聖浩裁判長は、再び非行に陥る危険性は「相当に高い」と指摘し、「問題性を改善するには、少年院で十分時間をかけて体系的な矯正教育を施すことが必要かつ相当」と結論づけています。
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