警察署で勾留中の男性が死亡した事件 留置場責任者だった元警部に罰金80万円の略式命令 業務上過失致死罪
2022年12月、愛知県岡崎署の留置場で勾留中の男性が死亡した事件で、業務上過失致死の罪で略式起訴されていた元警部に罰金80万円の略式命令が出されました。
2022年12月、岡崎署で拘留されていた男性(当時43)が死亡した事件では、名古屋区検が、当時の留置場の責任者だった元警部の男性(46)について、必要な医療措置を怠ったなどの業務上過失致死の罪で2月28日に略式起訴していました。
名古屋簡裁は、2月29日付で元警部に罰金80万円の略式命令を出しました。
この事件を巡っては、元警部の男性や署の幹部ら9人が、男性を足で蹴るなどした特別公務員暴行陵虐の罪などで書類送検されていましたが、いずれも不起訴処分になっています。
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