JR東海道線では線路脇ののり面が崩れ、12日午後4時すぎから、名古屋駅と岐阜駅の間の上下線で運転を見合わせています。

 JR東海道線の名古屋駅から北に400mほどの場所では、線路脇ののり面が崩れている様子が上空からの映像で確認でき、多くの作業員が復旧にあたっています。

 JR東海によりますと、停車している列車には乗客が乗ったままで、今後避難誘導を行う予定ですが、実施の目途は立っていないということです。乗客などにケガ人の情報はありません。

 現場近くでは当時、名鉄の設備の工事が行われていたということで、名鉄がのり面の崩落と工事の因果関係を調査しています。

 JR東海道線は、名古屋駅と岐阜駅の間の上下線で現在も運転を見合わせていて、再開には時間がかかる見込みです。

【動画で見る】線路脇の法面崩れる…JR東海道線・名古屋駅-岐阜駅間の上下線で運転見合わせ 当時現場近くで名鉄の設備工事