2月に種子島宇宙センターから打ち上げられた国産新型ロケット「H3」2号機。その後続機となる機体が21日、愛知県飛鳥村の三菱重工業の工場で報道陣に公開されました。

 公開されたのは、燃料となる水素と酸素を積む全長約37mの「第1段機体」と「第2段機体」で、打ち上げ時には衛星等を載せる先端部分とあわせて全長60mほどになるということです。

JAXA H3プロジェクトマネージャの岡田匡史さん:
「世界中の方からこのロケットを使いたいと思っていただけるようなロケットにする、そういう思いでやってきています」

 公開された機体は23日に種子島宇宙センターに向けて運び出され、2024年度以降の打ち上げを予定しています。

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