2年にわたり神道や雅楽など学ぶ…伊勢神宮の研修所で入学式 新入生2人が出席 全寮制の神職養成機関
伊勢神宮が運営する三重県伊勢市の「神宮研修所」で10日、入学式が執り行われました。
神宮研修所は昭和44年(1969年)から、2年間の全寮制で神職を養成していて、今年2024年は、2人が入学しました。
入学式は午前10時から行われ、君が代を斉唱した後、久邇朝尊(くにあさたか)大宮司が「お互いに切磋琢磨して充実した学生生活を送ってください」と祝辞を述べました。
そして、新入生を代表して香川県出身の西田太一(22)さんが「自覚と責任感を持って何事にも誠心誠意努力する事を誓います」と宣誓しました。
新入生は今後、神道や祭式作法、雅楽などを学んで全課程を修了すると、神職の資格、正階(せいかい)が授与され、全国の神社で奉仕します。
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