「きのこ」も「たけのこ」も…チョコ菓子の値上げ相次ぐ カカオ豆の価格高騰きっかけに変化期待する声も
チョコレートを使ったお菓子の値上げが相次いでいます。
森永製菓は4月から「チョコボール」を6.5%値上げしました。
明治は6月から「きのこの山」と「たけのこの里」が計12袋入る商品を、8袋入りにする約33%の実質値上げをするほか「明治ミルクチョコレート」や「チョコレート効果」「アポロ」など54品目を約3〜33%の値上げに踏み切ります。
また不二家は、9日から「カントリーマアム」を19枚入りから18枚入りに減らす実質値上げをしました。
ネスレ日本は、3月から「キットカット」の5商品について、1袋あたり1枚増やした上で価格を540円から685円に変更する約15〜17%の値上げを行いました。
カカオ豆の価格高騰をきっかけに、前向きな変化を期待する声もあります。
久遠チョコレート代表の夏目浩次さんは「カカオの生産には手間がかかっているのに、生産者が低所得でその努力が価格に転嫁されてなかったとも思う。適正な価格を払っていくように市場が変わっていかないといけない」と話しています。
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