トヨタ自動車は17日、国土交通省に2022年11月に発売された全ての新型プリウス約13万5000台のリコールを届け出ました。

 トヨタによりますと、後部座席のドアを開けるためのスイッチの防水性能が不十分で、洗車などで内部に水が入るケースが確認されたということです。

 そのまま使い続けると内部の回路が故障し、最悪の場合は走行中にドアが開いてしまう恐れがありますが、これまでに事故は起きていないということです。

 トヨタは準備が整い次第部品を交換するとしていて、現在プリウスの生産や販売店からの受注を停止しています。

※当初公開した記事では「販売店での受注を停止している」とお伝えしましたが、トヨタ側が「停止しているのは販売店からの受注で、販売店での顧客からの受注は継続している」と訂正しました。

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