三重県津市の25歳の男性職員が2023年6月、無免許で公用車を運転し、懲戒処分を受けました。この職員はアクセルとブレーキも分からず公用車を運転していたということです。

 津市によりますと、市役所営繕課の25歳の男性技師は2023年6月、運転免許を一度も取得したことがないにもかかわらず、市内で公用車を運転しました。

 その際の運転操作がつたなく、アクセルとブレーキの位置も曖昧だったことから、同僚に免許証の提示を求められましたが、はぐらかして断っていたということです。

 3カ月後、病気休暇中に免許を取得し職場で見せましたが、免許の公布日から当時の無免許運転が明らかになりました。

 男性技師は「その場しのぎのウソを重ねた」などと話し、5月2日付で減給の懲戒処分となりました。

【動画で見る】アクセルとブレーキも分からず走行…免許を一度も取ったことない25歳市職員が公用車を運転 減給の懲戒処分