名古屋市営地下鉄「名城線」の八事駅で、2日の最終列車が早く出発し、乗れない客が出たことがわかりました。

 名古屋市交通局によりますと、市営地下鉄名城線の八事駅で3日午前0時過ぎ、左回りの最終列車が定刻より3分50秒早く出発しました。

 八事駅では鶴舞線からの乗り換え客がいることから、最終列車は通常より長い停車時間を確保することになっていますが、男性運転士(46)がそれを忘れて出発してしまったということです。

 この影響で、八事駅では6人の客が乗り換えできずタクシーで帰宅したということで、交通局では料金の補償などの対応を検討しているということです。

 ほかにも、2日午後9時前には、JR東海道線の上りの普通列車の男性運転士(31)が、蒲郡市の三河大塚駅を通過駅と勘違いしてホームを行き過ぎるトラブルもありました。

【動画で見る】別路線からの乗換客が間に合わず…地下鉄で終電が定刻より3分50秒早く出発 運転士が停車時間の確保忘れる