愛知県警は梅雨が始まるのを前に6月3日、夜間の雨天時を想定し、車のライトを点けた状態の視界を実演し、交通事故への注意を呼びかけました。

 愛知県警本部で行われた実演では、ホースで水を撒いて雨の状況を再現し、車内から前方の歩行者がどのように見えるかを確認しました。

 雨が降っている状態で自分の車と対向車からもヘッドライトを照らした状態では2台の間にいる歩行者が黒い服を着ているとほとんど姿がわかりませんでした。

 愛知県警によりますと、6月と7月は1年の中でも雨天時に交通事故でケガをする人が多いということで、県警本部交通総務課の松井挙警視は「反射材などを使って自分の存在を車のドライバーに分かりやすくして事故に合わないようにしてほしい」としています。

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