愛知県清須市の小学校の周辺でカラスの死骸が相次いで見つかっている問題で、18日、新たに1羽の死骸から農薬の成分が検出されました。

 警察によりますと、清須市立西枇杷島小学校の駐車場や近くの路上では、5月21日以降、カラス13羽など鳥の死骸が相次いで見つかっています。

 これまでにカラスの死骸2羽から農薬の成分「シアノホス」が検出されていましたが、警察は18日、新たに1羽の死骸からも同じ成分が検出されたと発表しました。

 警察は何者かがカラスを死なせた可能性があるとみて、鳥獣保護法違反の疑いも視野に調べるとともに、当面の間、警察官が通学路で登下校を見守るとしています。

【動画を見る】22日間で14羽見つかる…小学校周辺に“カラスの死骸” 一部から農薬成分「シアノホス」検出