恋愛感情を利用して年上の男性から現金をだまし取ったとして逮捕された女が、男性に「最期を看取ってあげる」などと言って、結婚の意思があるようにみせかけていたことがわかりました。

 名古屋市の美容クリニックに勤務する看護師・浮田妃菜容疑者(21)は去年10月、マッチングアプリで知り合った男性(58)に「卒業式で袴を着たい」などとウソをつき、現金106万円をだまし取った疑いで、20日朝、送検されました。

 浮田容疑者は、男性に看護の専門学校に通っているとウソをついた上、「あなたの最期を看取ってあげる」などと言って、結婚の意思があるようにみせかけていたことが、捜査関係者への取材でわかりました。

 浮田容疑者は容疑を認め、「SNSで知り合った人物に月会費数万円を支払い、詐欺の手口を電話で教えてもらった」などと供述しています。

【動画で見る】21歳看護師の女「最期看取ってあげる」などと騙したか アプリで知り合った58歳男性から現金詐取の疑いで逮捕