不正で施設運営不可となる可能性…障害者施設を運営する「恵」利用者の転居先確保等を障害者支援団体が県に要請
愛知県などで障害者グループホームを運営する「恵」について、県が一部の施設を指定取り消し処分とする方針ですが、障害者支援団体の関係者らは6月20日、利用者の転居先の確保や、転居費用の支援などを県に求めました。
愛知県などで障害者グループホームを運営する「恵」を巡っては、食材費の過大請求や障害福祉サービスの報酬の不正請求が明らかになり、県は一部の施設を指定取り消し処分とする方針です。
20日、障害者支援団体の関係者らが愛知県庁を訪れ、利用者の転居先の確保や転居費用の支援などを求める要請書を、県の担当者に手渡しました。
会社の組織的関与を国が認めた場合、全国の施設で指定が更新されず運営できなくなる可能性があり、要請書を受け取った担当者は「真摯に受け止め対応する」と答えていました。
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