東海地方は7日、名古屋で最高気温38度と予想されるなど、今年一番の暑さが見込まれています。愛知県と三重県で「熱中症警戒アラート」が出されていて、万全の対策が必要です。
 
 東海地方は朝から気温が上昇し、7日午前11時半までの最高気温は名古屋市で35.3度、三重県桑名市の粥見で36.4度などとすでに猛暑日となっています。

 日中の予想最高気温は名古屋で38度と今年一番の暑さが見込まれ、岐阜と津は37度となっています。

 また6日午後、名古屋市西区の駐車場で60代から80代くらいの男性が倒れているのが見つかり、死亡が確認されました。警察は熱中症の疑いもあるとみて身元の確認を進めています。

 気象庁と環境省は愛知県と三重県に「熱中症警戒アラート」を出していて、エアコンを使用し涼しい環境で過ごしたり、こまめな水分補給など呼びかけています。

 JR東海は名古屋地区で、暑さでレールが熱をもって膨張した場合、点検のため列車に遅れや運休が発生する可能性があると発表しています。